10年のブランク。

自分の都合でおうち時間が増えてはや３ヶ月。

正直、もうハマることはないだろうと思っていたピアノ。
4歳から続けて、高校受験も、大学受験があっても辞めなかったピアノ教室(一部サボりあり笑)

大学進学後はジャズに夢中になり、Bill Evansから始まりBrad Meldauまで、間にTommy Flanaganやペトルチアーニと次から次に浮気をしまくり、 最終的にジャズはやっぱり難しい！で、演奏をやめてしまった。それから、夢中になれる音楽がなくなって、ピアノそのものも弾かなくなってしまった。

あくまで、自分がピアノを弾くのは自己満足であって、誰かに聴いて欲しい訳じゃないと気が付いてからさらに触らなくなっていき、下手になっていき、どんどんやる気もなくなって、終いには何も聴きたくなくなった。無音が一番落ち着く時期がしばらくあったなぁ～。多分、ただ「生活する」ことに呑み込まれて、疲弊していたんだと思う。基本、周りより疲れやすいんだろうと、30代半ばにして気が付いた笑

友人の結婚式でも、自分の結婚式でも練習の割に良いものではなく、人前では弾かないと決めていたのにやっちゃうからいけないんだーと、また嫌になる。そうやって大好きなはずのピアノのそのものが負の存在になりかけていました。

それが、しばらく触らなくなると、不思議とまた触りたくなるのです。無意識にルーティン化していた指を動かすことをしなくなると、気持ち悪いんです。運動習慣と同じで。

とは言いながらも、指の練習はとばして、まーまー好きな曲ばかりを弾くようにして、本当に触るだけみたいな日々が続いていました。

そんな時、YOASOBIの「夜に駆ける」をピアノで弾いているのをYouTubeで拝見、そこから、いくらちゃんの歌のうまさに感動して、久々にこれを弾けるようになりたいと、楽譜を購入。他にも色んな曲が載ってましたが、知らない曲ばかり。これをまたYouTubeで聴いていく、、、すると！！！

出会ってしまったのです、

カプースチンの「トッカティーナ」に！！！！！！

久々にときめいてしまいました笑

早速カプースチンの楽譜をネットで探すも、

ないんです、高いのしか。
多分、人気なんです、手軽に購入出来るものは本当にない。メルカリにも出品されたとしても売れちゃう！

でも、なんとか探して、中古でAmazonで買えた！！

トッカティーナより、プレリュードが好きで、そちらを練習中。

ジャズが好きだけど、即興が難しいと辞めてしまった私にとって、この方はクラシックだけど、ジャズ要素が強く、ちゃんと譜面があるので、自分がやりたかったことが出来ます。出会えて本当に嬉しいです。

なかなか難しいけど、なんとかあと半年くらいかけて演奏出来るようになりたいです。
たった何小節ずつかでも、弾けるようになることにやりがいを感じます。
弱った指も強化しないと、体力が持ちません。